初めての一人暮らし
 私の初めての一人暮らしは、6畳一間の小さなお城でした。
 最初はそれなりに夢があったんだけどなぁ。半年も経たずにゴミ箱になっちゃった。無論、私は決して、我が家をゴミ箱と思ってたわけではありませんが、他人の目にはそう映ったようです(^-^;)
 家具は同系色で揃えて、などと考えたのは最初だけ。お金はあんまり使いたくない。家から調達できる物とか、貰い物とか、ワゴンセールの掘り出し物とかを有功に利用すると、目論見はあっけなく崩れてしまった。花を飾るのはもともと好きじゃないので(水を忘れてすぐに枯らしてしまう)華やかさもない。
 家事の中でも、私が一番苦手なのが後片付けです。掃除をしないわけじゃないんです。散らかってたら動かして、掃除機をかけてまた元に戻す。というようなことをやってるので、見た目はさっぱり変わらなかったりする(笑)つまり捨てるのが下手なんですよね。部屋をいつも綺麗にしている人は、捨てるのが上手な人じゃないかと思います。引っ越しの度に心を改めるのですが、こういうのって性格が変わらないことには・・・。
 引っ越してすぐ、友人が入れ替わり立ち替わり、多分物珍しさからだと思いますが、遊びに来てくれました。お惣菜と一緒に、お皿や小鉢なども差し入れしてくれましたが、私がいかに何も出来ない(やらない)か、解ってたんですね。言うに事欠いて「2ヶ月で挫折する」「いや3週間」・・・賭けてんじゃないっ!それにしても6畳って言うとみんな吃驚するんです。3畳にしか見えなかったそうで。足の踏み場のない、ってつまりは最初っから、そういう状態だったんですね。
 一人暮らしをするには、お金の管理にも気を付けなければならない。ということで、家計簿を付け始めました。最初の1ヶ月はどうにか頑張ったのですが、残高を合わせるのに日々苦労して、2ヶ月めからは支出のみチェック。意味がないので半年で止めました。その時のノートを見ると(何だか捨て切れなくて)パンが幾らとかタクシー代が幾らとか、時代が解って結構面白いです(笑)
 5回〜20回の分割払いで、最初にステレオ、次にパソコン、ビデオといろいろと増えて行き、部屋は益々狭くなりました。これには理由があるのです。ステレオの支払いが終了しても、お金は何故か残らないことに気付いた。何に消えたか解らないという・・・。それだったら目に見える物を揃えた方がいい、と思ったんですよね。パソコンは『おしゃべりパソコン』と呼ばれてた、大昔のシロモノです。ふ、古い。何だか戦時中の話をしている、お年寄りの気分になって来た。このへんで止めておこう。